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飲食店経営

飲食店は、独自ドメインのHPとメールアドレスを持つべき理由

外部予約サイト任せでは、来店前のお客様との接点を失う可能性があります。独自ドメインのHP、メールアドレス、簡単な問い合わせフォームが飲食店にもたらすメリットを解説します。

Qrodaコラム 約4分
ノートパソコンで飲食店の公式ホームページを確認するカフェオーナー

外部予約サイトだけでは、来店前のお客様を逃しているかもしれません

飲食店のHPは、店舗紹介だけのページではありません。

お客様が来店前に情報を確認し、不安を解消し、問い合わせや予約を決めるための営業窓口です。

だからこそ、飲食店は自社の独自ドメインでHPを持ち、そのHP上に自社ドメインのメールアドレス、または簡単な問い合わせフォームを用意することをおすすめします。

たとえば、

info@restaurant-name.jp

のようなメールアドレスです。

これは単なる連絡先ではありません。

「この店へ直接問い合わせできる」という安心感をお客様に与える、公式窓口でもあります。

外部予約サイトは便利です。しかし、店舗の公式HPの代わりにはなりません。

1. お客様は、最初から予約したいわけではありません

来店前のお客様は、必ずしも予約をしたいわけではありません。

まず確認したいことがあります。

  • 子ども連れでも利用できるか
  • ベビーカーは入れるか
  • アレルギー対応は可能か
  • 英語メニューはあるか
  • 席だけ予約できるか
  • 今日のランチはまだ注文できるか

このような質問をしたいだけのお客様に必要なのは、予約フォームではありません。

すぐに連絡できる公式の窓口です。

Webサイトの使いやすさを研究する Nielsen Norman Group は、問い合わせページでは電話番号やメールアドレスなどの連絡手段を見つけやすく表示することが重要だとしています。

これは飲食店にも当てはまります。

予約前に少し確認したいだけのお客様が、HP上ですぐ連絡先を見つけられれば、不安を解消したうえで予約へ進めます。

一方で、予約ボタンしかなければ、その時点で離脱するお客様もいます。

2. 外部予約サイトへ誘導すると、お客様との接点を失います

飲食店側は、外部予約サイトへのリンクを「便利な導線」と考えがちです。

しかし、お客様から見ると事情は違います。

公式HPから突然別のドメインへ移動し、

  • URLが変わる
  • デザインが変わる
  • 別会社のロゴが表示される
  • 会員登録を求められる
  • 電話番号や個人情報の入力を求められる

こうした変化によって、お客様は一度立ち止まります。

「本当にこの店の予約ページなのか」

「質問したいだけなのに、なぜここまで入力しなければならないのか」

このような迷いが生まれます。

飲食店オーナーが公式ホームページを確認している様子

Web上の第三者ドメイン利用に関する研究でも、外部ドメインへの依存は、ユーザーから見えにくい信頼関係を増やし、サイト運営者自身が管理できる範囲を狭めることが指摘されています。

もちろん、外部予約サイトが悪いという意味ではありません。

問題は、店舗がお客様との最初の接点まで外部サービスへ渡してしまうことです。

公式HPは、お店の入口です。

入口は、自社で管理するべきです。

3. 長い入力フォームは、お客様を止めます

外部予約サイトでは、最初から多くの入力項目を求められることがあります。

  • 名前
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 来店日
  • 来店時間
  • 人数
  • コース
  • 利用目的
  • 会員登録

予約を決めているお客様なら入力するでしょう。

しかし、「少し質問したいだけ」のお客様には負担です。

フォームのUXを研究する Baymard Institute の調査では、オンライン購入者の18%が「長すぎる、または複雑すぎる入力手続き」を理由に途中で離脱したと報告されています。

これはECサイトの調査ですが、飲食店の予約・問い合わせにも同じ考え方が当てはまります。

予約前の段階では、多くの情報を集めることより、お客様との会話を始めることが重要です。

問い合わせフォームなら、

  • 名前
  • メールアドレス
  • 問い合わせ内容

これだけで十分です。

まず質問してもらう。

それが予約につながる第一歩になります。

4. 電話だけでは、若いお客様を取りこぼします

今でも多くの飲食店HPには、

「お問い合わせはお電話ください」

とだけ書かれています。

しかし、若い世代では電話よりもメールやメッセージを好む傾向があります。

YouGov の調査でも、Gen Zでは電話を好む人は少なく、多くがメールやテキストメッセージを選ぶという結果が出ています。

つまり、

「電話してください」

だけでは、一部のお客様は最初から連絡しません。

だからこそ、

  • 自社ドメインのメールアドレス
  • 簡単な問い合わせフォーム

を用意することが重要です。

お客様が連絡しやすい環境を作ることは、営業機会を増やすことにつながります。

5. 独自ドメインのメールアドレスは、お店の信用になります

飲食店のHPには、自社ドメインのメールアドレスを表示することをおすすめします。


[info@restaurant-name.jp](mailto:info@restaurant-name.jp)
[contact@restaurant-name.jp](mailto:contact@restaurant-name.jp)
[reservation@restaurant-name.jp](mailto:reservation@restaurant-name.jp)

公式HPに、公式メールアドレスがある。

この組み合わせだけでも、お客様に安心感を与えます。

一方で、

  • SNSだけ
  • Googleマップだけ
  • 外部予約サイトだけ
  • Gmailなどの無料メールだけ

では、公式窓口として弱く見えてしまうことがあります。

団体予約、貸切相談、アレルギー確認、外国人のお客様からの問い合わせ、法人利用などは、こうした公式窓口があることで対応しやすくなります。

6. 問い合わせフォームは、スパム対策もできます

「メールアドレスを公開すると迷惑メールが増える」

そう考える方もいるでしょう。

しかし現在は、

  • reCAPTCHA
  • 送信回数制限
  • スパムフィルター

などを利用することで、多くの迷惑送信を防ぐことができます。

スパムを恐れて問い合わせ窓口を閉じるより、お客様との接点を失う方が大きな機会損失です。

お客様との最初の接点は、自社で持つべきです

外部予約サイトは便利なサービスです。

しかし、飲食店の営業窓口まで任せる必要はありません。

独自ドメインのHPを持つ。

独自ドメインのメールアドレスを表示する。

簡単な問い合わせフォームを設置する。

そして、予約したいお客様だけを外部予約サイトへ案内する。

この流れなら、お客様との最初の接点を自社で持ちながら、予約サイトの利便性も活用できます。

小さな問い合わせも、大きな予約も、最初は「この店に聞いてみよう」という気持ちから始まります。

その入口を、自社のHPでしっかり用意しておくことが、これからの飲食店経営ではますます重要になります。

Qrodaでは、QRメニューや注文管理だけでなく、飲食店の公式HPや情報発信の重要性も大切に考えています。

公式HPは、お客様との最初の接点です。

その入口を、自社で管理することが、長く選ばれる店舗づくりにつながります。

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Qrodaは、小規模な飲食店・カフェ・居酒屋でも使いやすいQRメニューと注文管理サービスです。この記事では、現場の負担を少し軽くするための考え方を紹介しています。
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